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上海野良猫事情と中国農民画

こんにちは。上海事務所の渡辺です。
今日の上海は風がとても強いですがカラッとした気持ちのいい天気です。

さて本日は復旦大学ビジネス中国語コースであるキャリアアップ留学の授業を聴講してきました。

本日の授業は中国事情と言うことで上海で画廊D.ART GALLERYを開いている楊世奇老師にお越しいただき授業をしていただきました。

楊老師は日本への留学経験もあり以前は上海で日本人向けフリーペーパーを発行する会社に勤めておりました。

今回の授業のテーマは「上海野良猫事情と中国農民画」。

上海では近代化が進むにつれて野良猫が増加しているそうです。
古い民家でペットとして飼われていた猫は飼い主が開発で新しく建てられたマンションへ引っ越すと
部屋が汚れたり匂いが付くのを嫌って捨てられてしまうからです。

授業ではそうした野良猫を引き取りエサを与えている人やボランティアの方たちの活動、
また冬になると野良猫の数が減少する状況などについてお話いただきました。
正直驚くことが多くかなりびっくりでした。


授業の後半では中国農民画についてお話いただきました。

みなさん、「農民画」と言う言葉を聞いたことがありますか?
私は今回始めてこの言葉を聞きました。

中国の農民画の歴史は比較的浅く1950年ごろからスタートしたようです。
最初は壁に大きなブタや大きな稲、
大きなトウモロコシや
とうもろこし

大きなかぼちゃなど農民の夢や理想、ロマンチックな絵を描いていました。


1970年代に入り文化大革命が始まると写実画が増えてきました。
文革で農民に絵を描くことが推奨されたからです。


ピカソ的絵
このピカソも驚きそうな絵は字も書けない農民画書きました。

白菜とあひる
この絵はまだ現在のような自由市場経済政策がとられる前に書かれたものです。
白菜とあひるの物々交換です。


文革が終わる頃から1990年代前半までの絵は平面的な絵で
かわいい色使いが目立つようになりました。

上海農民画
こちらの絵は上海の農民画が描いたものです。
今までの絵とずいぶん雰囲気が違いますね。

中国はとても広いため南北、地域によって色使いが異なるそうです。
南がやさしい色使いに対して、北ははっきりした色使いが特徴です。

農民画を描く画家はもともは農民。
絵のプロではないので動きを表現したくて腕が4本描かれた絵もありました。


1990年代後半、中国が発展するにつれ徐々に農民画が衰え始めました。
今まで農民画を書いてきた人たちは高齢化が進み、
まだ描ける人でも1枚の絵を描くのに1~3ヶ月かかるわりにはあまりお金にならないため
どんどん他の仕事を始めてしまうとのこと。

また今50歳以下の画家たちは昔の農村体験をしていないためこれからどんどん農民画が衰えいていくだろうと楊老師はお話していました。

現在では政府が産業化していきたいとのことで今ではニセモノやコピー商品も出回っているそうです。


「農民画は芸術品であって商品ではない。」

楊老師が最後に語ったこの言葉がとても印象に残りました。

中国は明日より労働節のため三連休となります。

授業を聴講したら実際の農民画が見たくなったので
この連休中に楊老師の開いている画廊D.ART GALLERYに行ってきます!
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テーマ:中国留学 - ジャンル:海外情報

  1. 2009/04/30(木) 19:55:32|
  2. キャリアアップ留学
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